相ゴキゲン中飛車
ゴキゲン中飛車に対して、後手がゴキゲン中飛車で対抗してきた場合の指し方を紹介します。
プロではあまり見かけませんが、ゴキゲン中飛車党同士がぶつかるアマチュアの将棋で、相ゴキゲン中飛車は良くあらわれる形ではないでしょうか。
この将棋は、中盤までは先後同形になりやすく、千日手模様になる場合もあります。
相ゴキゲン中飛車(図1)
角交換は手損になる(かといって左銀は動かせないので)この後は、お互いに玉を囲い合います。
相ゴキゲン中飛車(図2)
美濃囲い以外にも、銀無双にし同形を避ける手や角道を止めて穴熊に組む構想もあります。
やはり相振り飛車には、向かい飛車にするのが良さそうです。
この後は、先手も後手もお互いに向かい飛車にして玉頭を攻める将棋や中央を争点とした将棋になりやすいです。